フランクフルトの勝利に貢献した長谷部誠はドイツ誌『キッカー』で今季初めてベストイレブンに選ばれた。

21日に行われたブンデスリーガ第12節でアウェーのフライブルク戦に臨んだフランクフルト。オリヴァー・グラスナー監督は長谷部を最終ラインの中央に、鎌田大地を前線の左に置く3-4-3を選択。34分にイェスパー・リンドストロムが相手のクリアミスから先制点を奪うと、43分にフィリップ・コスティッチが低い位置からのFKで追加点。後半は相手の攻撃をシャットアウトし、3位と好調のフライブルクを2-0で下している。

今季は勝利を収めてもプレー内容から批判を浴びることが多かったフランクフルトだが、『キッカー』はこのフライブルク戦でのチームパフォーマンスを受け、「まるで別者」と評価。マッチレポートでは運に助けられた場面もあったが、「コンパクトで執念深い守り」などが挙げられ「全体的に明らかに改善した」と記された。

そんな中、同誌は守備ラインに安定感を与えたフル出場の長谷部を高評価。「2.5」とマン・オブ・ザ・マッチのリンドストロムやGKケヴィン・トラップ(「2」)に次ぐパフォーマンスとされ、さらに2人とともに自身今季初めて同誌のベストイレブンにも選出されている。一方、鎌田はチーム最低タイの「3.5」となった。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

なおこの結果、フランクフルトは3勝6分け3敗で11位に浮上。グラスナー監督の下ではリーグ戦での先発出場が少なかった長谷部だが、フライブルク戦でのプレーが今後の出場機会の増加につながるのだろうか。

GOAL 11/22(月) 19:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/434f3ba9b9e80334f6c4bf696630a23bbb1e0e65

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