プレミアリーグ第12節が20日に行われ、リヴァプールとアーセナルが対戦した。

 前節ウェストハムに2−3と敗れて今シーズン初黒星を喫したリヴァプールは、中盤にアレックス・オックスレイド・チェンバレンやチアゴ・アルカンタラを起用。負傷したアンドリュー・ロバートソンに代わり、左サイドバックにはコスタス・ツィミカスが入り、南野拓実はベンチスタートとなった。

 一方のアーセナルはリーグ戦3連勝で8戦負けなしと好調。冨安健洋が右サイドバックで先発となったほか、イングランド代表デビューを飾ったばかりのアーロン・ラムズデールやエミール・スミス・ロウをはじめ、おなじみとなったメンバーが顔をそろえた。

 序盤からホームのリヴァプールがやや優勢の展開に。29分にトレント・アレクサンダー・アーノルドの右クロスからこぼれ球をチアゴがボレーシュート。GKラムズデールが弾くと、サディオ・マネがプッシュしたがラムズデールがここも抑える。32分には競り合いの場面でマネのひじが冨安に当たるシーンがあり、両指揮官がエキサイト。ユルゲン・クロップ監督とミケル・アルテタ監督にイエローカードが提示された。

 試合が動いたのは39分。右サイドの浅い位置でのFKからアーノルドのキックにマネがヘディングで合わせ、リヴァプールが先制して前半を終える。

 後半もリヴァプールが押し込むと52分、アーセナルのヌーノ・タヴァレスが自陣で横パスをミス。ディオゴ・ジョッタの下へ渡るとゴール前での鋭い切り返しでDF、GKとかわして追加点を得た。さらに73分にはGKアリソンからのフィードをツィミカス、ジョッタとヘディングでつなぐと、左サイドをマネが突破。クロスをモハメド・サラーが押し込んで、試合を決める3点目を獲得する。

 リヴァプールは76分、南野とジョーダン・ヘンダーソンを投入すると大的中。自陣からつなぎ、ヘンダーソンからマネ、サラーとわたり、駆け上がってきたアーノルドの右クロスをファーサイドにいた南野が押し込んだ。ファーストタッチでゴールを陥れた南野は今シーズンのリーグ戦初得点となった。

 勝利したリヴァプールは24日にチャンピオンズリーグのポルト戦をホームで戦い、27日にサウサンプトンと対戦となる。アーセナルは27日にホームでニューカッスルと対戦する。

【スコア】
リヴァプール 4−0 アーセナル

【得点者】
1−0 39分 サディオ・マネ(リヴァプール)
2−0 52分 ディオゴ・ジョッタ(リヴァプール)
3−0 73分 モハメド・サラー(リヴァプール)
4−0 76分 南野拓実(リヴァプール)

https://news.yahoo.co.jp/articles/adf275558347e365ca4ff91f3840e24dead2c92a

★1が立った時間:2021/11/21(日) 04:23:16.65

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