11/21(日) 11:42
スポーツ報知

杉村太蔵、文通費の領収書なしを疑問視し提言「経費精算用のクレジットカードを配給」

 元衆院議員でタレントの杉村太蔵が21日、TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜・午前9時54分)に生出演した。

 番組で杉村は、国会議員に毎月100万円支払われる「文書通信交通滞在費」いわゆる文書交通費(文通費)について説明した。

 フリップを使いながら「何で(文通費が)ブラックボックスと言われているのか。私自身も受けた身としてそう思います」と自身の経験を元に、問題点を挙げた。

 まず「一番大きいのは、結局ここなんですよ」とし「領収書 提出・報告の義務なし」とポイントを挙げた。「僕の経験上、実はこれがでかいんですよ「歳費(給与)とともに振り込まれる」「歳費(給与)と同じ口座に、合算でガツンと入ってくる。しかも報告の義務もないでしょ。そうすると第2の給料と勘違いするヤツも出てくるんじゃないか」と問題点を指摘。当選当時の自身について「僕がすごく反省しているのは、今はみなさんが問題だと言っていますが、あの時の僕は問題だと思わないでラッキーだと思ってしまった。昔からコケたところですね。スゲーなっていうだけで終わってしまったので。大変、申し訳ないなと」と特に疑問を感じることなかったと反省した。

 続けて「余っても返さなくていい」と指摘し「経験者として、やっぱり領収書がないというのはさすがにマズイんじゃないかなと」と残ったお金の行方を疑問視した。

 文通費は「使う人は使うので、ぜひこれがいいんじゃないでしょうかね」とし「経費精算用のクレジットカードを配給」と提案。「上限100万円でやってくださいと。足りないという人もいるんですけど、何とかこの範囲でやってもらう。そうすると履歴も残りますし、キャッシュレスも進みますし。現金で給与の口座と一緒に振り込まれてしまうのは、ちょっとどうかなと」と“実費精算”にするべきだと述べた。

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