【ベトナム 0-1 サウジアラビア カタールW杯・アジア最終予選】

 FIFAワールドカップカタール2022・アジア最終予選グループB第6節のベトナム代表対サウジアラビア代表戦が16日に行われ、アウェイのサウジアラビアが1-0で勝利を収めた。

 日本代表も同居するグループBは折り返し地点の第5節を終え、4勝1分けで勝ち点13のサウジアラビアが首位。11日の試合で日本代表にも敗れたベトナムは5戦5敗の勝ち点ゼロで最下位に沈んでいた。


 ホームの声援の後押しを受けるベトナムも鋭いカウンターなどでゴールをうかがっていたが、前半31分には地力に勝るサウジアラビアが先制。右サイドからのクロスにFWアル・シェフリがヘディングで合わせたボールは山なりの軌道でゴールへと向かい、ベトナムGKが必死に戻って弾き出したが、ゴールラインを越えたと判定された。

 後半もサウジアラビアがボールを支配し、追加点こそ奪えないものの優位に試合を進めていく。76分には相手エリア内でのボール奪取からアル=ムワッラドのシュートでネットを揺らしたが、ボールを奪った際にファウルがあったとしてVAR判定でノーゴールとなった。

 ベトナムは終盤に何度かエリア内まで侵入したがゴールを奪うことはできず。1-0で逃げ切ったサウジアラビアが無敗でグループ首位を守り、2位オーストラリア代表との差を暫定6ポイント、3位日本代表との差を暫定7ポイントに広げている。

【得点者】
31分 0-1 アル・シェフリ(サウジアラビア)

https://news.yahoo.co.jp/articles/f6f931f48f8bf6a0ac0de69f7ae747eb2377ff1d