2021年11月7日 15:21
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【11月7日 AFP】6日に行われた21F1第18戦メキシコGP(Mexican Grand Prix 2021)予選で、レッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)が3番手になったことについて、チーム代表のクリスチャン・ホーナー(Christian Horner)氏がアルファタウリ(AlphaTauri)の角田裕毅(Yuki Tsunoda)を非難した。

 予選Q3の終盤、年間首位に立つフェルスタッペンがメルセデスAMG(Mercedes AMG)のバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)からポールポジションを奪おうと最後のアタックを仕掛ける中、前方を走っていた角田は自身のアタックを諦めてコースアウト。後ろを走るセルヒオ・ペレス(Sergio Perez)とフェルスタッペンのレッドブル勢のためにスペースを与えたように見えた。

 ところがその後にペレスもコースアウト。二人の姿が目に入って気が散ったフェルスタッペンはタイムを伸ばせず、ボッタスとルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)に次ぐ2列目3番手となった。ペレスは4番手だった。

 これについてホーナー代表は英スカイ・スポーツ(Sky Sports)で、「ツノダされた(got Tsunoda'd)」という言葉を使って角田を非難し、フェルスタッペンが3番手に終わったのは同選手のせいだと主張した。

「ツノダされたと思っている」と語ったホーナー代表は、「われわれの二人は、最終ラップでメルセデスを上回っていた。マックスは0.25秒、チェコ(ペレス)も0.2秒ほど速かったはずだ」と振り返り、「なぜ彼があんなところでクルージングしていたのか理解できない」と続けた。

「残念だ。二人ともあれにかなり腹を立てていたし、影響があった」

 角田は9番手で終えたが、パワーユニット(PU)交換によるペナルティーで、決勝は後方からのスタートとなる。(c)AFP