現地時間11月4日、ヨーロッパリーグ第4節が行なわれ、フランクフルトは敵地でギリシャのオリンピアコスと対戦した。

 前節でも顔を合わせたこのカードは、鎌田の今シーズン初ゴールも生まれ、3-1でフランクフルトが勝利。同コンペティションでの日本人最多得点記録である南野拓実の6ゴールを上回り、通算7ゴール目を記録した。  

 アウェー戦でキャプテンマークを巻いた長谷部誠は3バック中央、鎌田はトップ下で先発。12分、ファーストチャンスを捉えたホームチームに、カウンターから先制を許し、1点のビハインドを背負う。

 しかし5分後、ボレのスルーパスにするりと抜け出した鎌田が、ノールックで右足を振り抜いてシュート。これがGKを超え、左ポストに当たって吸い込まれ、同点に追いついた。
 
 前半を1-1で折り返した両チームは、選手交代をしないまま後半に突入。オリンピアコスがフランクフルトの右サイドから度々突破をしかけ、ゴール前に侵入するシーンが増え、守備にまわる時間が増える。

 長谷部を中心とした守備で跳ね返し続けたアウェーチームだが、こちらも決め手に欠け、後半アディショナルタイムに突入。そして、90+2分、エンディカが奪ったボールから途中交代で入ったリンストロームが左サイドから持ち上がり、ゴール前でマイナスのパス。走りこんだ、こちらもと出場のハウゲが合わせてゴールネットを揺らし、逆転に成功した。

 敵地で2-1で勝利したフランクフルトは、勝点を10に伸ばし、グループDで首位を維持。2試合を残し、2位以上が確定。決勝トーナメント進出に王手をかけた。長谷部、鎌田はともにフル出場し、勝利に貢献している。

サッカーダイジェスト 11/5(金) 4:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/c938731038121080639a50cd814fd721eaa78698

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