パ・リーグ2位のロッテは17日、ソフトバンク戦(ZOZOマリン)が雨天中止。首位・オリックスが日本ハムに敗れたため、優勝へのマジックナンバーが「7」に減った。
井口資仁監督(46)はレギュラーシーズン残り8試合で、佐々木朗希投手(19)を2度先発させるプランを明かした。

「普通にいけば、朗希は2回投げます。(雨天中止は)いい休養と捉えて、あすから残り8つですかね。しっかりとやっていきたい」。指揮官が力を込めた。
16年ぶりのリーグ優勝の鍵を握るのは『令和の怪物』だ。

最速163キロ右腕は14日のオリックス戦(京セラ)で6回5安打無失点と好投し、3勝目を挙げてマジックを初点灯させた。
予定通りに行けば、23日と29日の日本ハム戦(ZOZOマリン)での登板が濃厚となっている。2年目の今季は10試合に登板して3勝2敗、防御率2・51と安定した成績を残しており、優勝の使者になる。

17日に先発予定だった美馬は18日の西武戦(メットライフ)にスライド登板する。
「(投手陣は)もう総動員ですね」と井口監督。

ロッテの最短優勝決定日は24日。残り8試合、フル稼働で戦い抜く。(山口泰弘)

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