9/19(日) 5:15配信
東スポWeb

ジャニーズだからと言って完璧なわけではない

 ジャニーズグループ「A.B.C―Z」の河合郁人や塚田僚一が最近、バラエティー番組で存在感を示す一方、グループとしてはシングルの売り上げが伸び悩んでいる。

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 A.B.C―Zは9月1日に11枚目のシングル「夏と君のうた」をリリース。この作品は、メンバーである橋本良亮主演の7月期ドラマ「痴情の接吻」(テレビ朝日系)の主題歌になっている。奥田民生が作曲を手掛け、お笑いコンビ「スピードワゴン」小沢一敬が作詞と、話題性は十分だったのだが…。

 音楽関係者は「歌番組や情報番組でも取り上げられましたが、ふたを開けてみれば初週の売り上げは2万7000枚程度。これはジャニーズのほかのグループと比べると、ひとケタ少ない数字です」。オリコン週間シングルチャートでもSKE48の後塵を拝し2位になってしまった。

 A.B.C―Zは2012年、DVDでデビューするというジャニーズでも異例のグループだ。近年、メンバーの活躍はめざましい。河合がジャニーズタレントのものまねで大ブレークすれば、塚田もバキバキに鍛え上げられた筋肉が話題となり、バラエティー番組に引っ張りだこになっている。

 ところが、テレビ露出が増えても、CDの売り上げにはつながっていない。

 前出の関係者は「テレビに出ることでCDが売れるアーティストもいますが、逆のパターンも多い。むしろバラエティーに出ることによってアーティスト性、カリスマ性が薄らいでしまい、CDが伸び悩むケースもある。かといってテレビに出なければ名前を忘れられてしまうし…。ジャニーズの場合はどちらもバランスよくしなければならないのでしょうけど」。

 最近はそもそも、テレビの視聴者自体が減っているのが悩ましいところ。来年はデビュー10周年の節目の年だけに、盛り返すことはできるか。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7b296a1f23a023f8e50ee6c1dd2e77e518ebb02e