ミランのステファノ・ピオリ監督が、同クラブでプレーするスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチを称賛した。イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が12日にコメントを伝えている。

 イブラヒモヴィッチは昨シーズンの5月に行われたセリエA第35節ユヴェントス戦でヒザを負傷。6月に手術を実施し、その後リハビリに取り組んでおりEURO2020不参加を余儀なくされていた。

 ミランは12日にセリエA第3節でラツィオと対戦。60分からラファエル・レオンに替わりイブラヒモヴィッチが途中出場を果たし、4か月ぶりの復帰となった。

 すると66分にイブラヒモヴィッチが復帰戦でいきなりゴールを記録。アンテ・レビッチがペナルティエリア左からグラウンダーのクロスを供給すると、相手DFの背後に位置取っていたイブラヒモヴィッチが冷静に押し込んだ。

 ミランが2−0でラツィオに勝利して開幕3連勝を飾ると、試合後にピオリ監督はイブラヒモヴィッチについて触れ、「ズラタンは4か月間プレーしていなかったが、彼の試合への入り方に満足している。次の数試合ではさらに良くなるだろう」と称賛。「彼は年を取らないし、才能を超えた情熱を持っている。彼は喜んで練習に参加しているし、彼は試合でも練習でも常に勝利を欲しているよ」と述べた。
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