第103回全国高校野球選手権の決勝が29日、阪神甲子園球場で行われ、智弁和歌山(和歌山)が9-2で智弁学園(奈良)に勝利し21年ぶり3度目の優勝を果たした。昨年に智弁和歌山ナインを指導したイチロー氏(マリナーズ会長付き特別補佐兼インストラクター)は、所属事務所を通じて祝福コメントを寄せた。全文は以下の通り。

「初めて智弁和歌山高校のグラウンドを訪れたとき、本気で日本一を目指しているチームだと感じました。そのために厳しい練習を重ね、悔しい思いもしてきたと思います。選抜に出場できなかったどん底から頂点まで這い上がってきたこと、なんとなくではなく本気で目指していた日本一になったこと、そして野球の面白さを改めて教えてくれたこと、見事でした。おめでとう」

 昨年2月に「学生野球資格回復制度」の認定を受けたイチロー氏は昨年12月、教職員と草野球で対戦するなどの交流があった縁で3日間にわたって非常勤コーチとして智弁和歌山を指導。「ずっと見ているから、ちゃんとやってよ!」などとエールを送っていた。
Full-Count編集部

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