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熱いバトル漫画や感動的なスポーツ漫画の名作をいくつも生み出してきた『週刊少年ジャンプ』(集英社)。最新号をいち早く読むために友人や兄弟たちと回し読みをした作品がある一方、「これだけは家族に隠れて読んでいた」というような“ラブコメ漫画”についての思い出がある人も多いはず。
今回は30代から40代の男性300人を対象に、ちょっぴり刺激的だったジャンプのラブコメ漫画についてアンケートを実施。思い出に残っている「読むのが恥ずかしかったジャンプの名作」のタイトルを挙げてもらった。あなたにとって思い入れのある作品はランクインしているだろうか? ぜひ青春時代を思い出しながら、ランキングを確認してほしい。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)

まず第3位に選ばれたのは、河下水希氏による『いちご100%』。2002年から2005年に連載された漫画で、『ニセコイ』に抜かれるまではラブコメジャンルとしてはジャンプ史上最も長い連載作品だった。

ヒロインの東城綾、西野つかさ、北大路さつき、南戸唯たちが主人公・真中淳平を奪い合うというストーリーで、どのキャラクターも個性的。連載時期に真中たちと同世代だった読者は、毎週ドキドキしながら読んでいたのではないだろうか。学生らしい甘酸っぱい青春エピソードだけではなく、色気のあるシーンも多く、特に北大路さつきは積極的かつ大胆。ジャンプのラブコメの限界値を超えていくような刺激的なシーンが数々描かれ、衝撃を受けた読者も少なくないはず。

続く第2位は、北条司氏による連載デビュー作『キャッツ・アイ』。1981年から1984年に連載された作品で、1983年から1985年にかけて放送されたテレビアニメも人気に。アンケートではおもに40代からの投票が目立った。

ある美術品を専門に狙う来生泪・瞳・愛による女怪盗集団「キャッツ・アイ」と、彼女たちを追いかける若き警察官・内海俊夫の奮闘を描いた物語。次女の瞳と俊夫は恋人同士という関係で、サスペンスだけでなくラブコメ要素も人気を集めた。キャッツ・アイとしての活動時に3人はピッチリとしたボディラインのレオタードを着用しており、これが思春期の男子読者にとっては刺激的だったはず。

そして第1位となったのは、1989年から1992年に連載された桂正和氏による『電影少女』。
主人公の高校生・弄内洋太は、クラスメイトの早川もえみに恋をしていたが、ある日、謎のビデオショップ「GOKURAKU」で借りたビデオテープから出現した「ビデオガール」の天野あいに心ひかれていく。それまでの少年誌の恋愛漫画とは違い、とことんまでリアルさが追求された作風で、服のシワひとつまでこだわった作画が人気に。また「コバンザメ」など激しいスキンシップシーンも多く、ドキドキさせられたという読者は少なくないはず。

第4位『To LOVEる-とらぶる-』
第5位『I’’s』
第6位『BASTARD!! -暗黒の破壊神-』
第7位『ジャングルの王者ターちゃん』
第8位『まじかる☆タルるートくん』
第9位『きまぐれオレンジ☆ロード』
第10位『地獄先生ぬ〜べ〜』
第10位『D・N・A2 〜何処かで失くしたあいつのアイツ〜』