◆米大リーグ エンゼルス―アストロズ(14日・アナハイム=エンゼル・スタジアム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、本拠地でのアストロズ戦に「1番・DH」で出場。11日のブルージェイズ戦以来、3試合ぶりとなる39号アーチを放ち、1982年にレジー・ジャクソンがマークした左打者のシーズン最多本塁打の球団記録に並んだ。

 ジャクソンはヤンキース時代の1977、78年の2年連続世界一に貢献。特に77年のワールドシリーズで放った3打席連続本塁打は「ミスター・オクトーバー」という異名とともに伝説として語り継がれているメジャー通算563本塁打の外野手で、1993年に殿堂入りを果たした。

 大谷は、6月は13本塁打、7月は9本塁打を放ち、2カ月連続でア・リーグの月間MVPを獲得するなど好調だったが、8月に入ってペースダウンし、一時は月間打率が1割を切るまでに落ち込んだ。だが、本塁打のタイトルを争うブルージェイズのゲレロの前で38号を放った11日から4試合連続安打と持ち直してきた。

 伝説のスラッガーに並び、ついに節目の40号に王手をかけた。プレーオフ進出に向けて負けられない戦いが続く中、投打でチームを引っ張っていく。

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