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日刊スポーツ

男子400mリレー決勝進出 桐生祥秀を第3走者に起用し6大会連続
左から小池祐貴、多田修平、山県亮太、桐生祥秀(2021年7月9日撮影)
<東京オリンピック(五輪):陸上>◇5日◇男子400メートルリレー予選◇東京・国立競技場

金メダルを期待されている男子400メートルリレーの日本は予選を通過し、6大会連続となる決勝進出を決めた。予選1組の38秒16で3着だった。

日本は第1走者から多田修平(25=住友電工)、山県亮太(29=セイコー)、桐生祥秀(25=日本生命)、小池祐貴(26=住友電工)のメンバーで挑んだ。

多田、山県、小池の100メートル代表3人加え、5月に右アキレス腱(けん)を痛め、回復具合が心配されていた桐生を第3走者に起用した。

通過には組3着までと、4着以下の上位2カ国が条件だった。

1組では19年世界選手権銀の英国、個人で米国にも匹敵する力を持つ南アフリカ、19年世界リレー大会金のブラジル、強豪ジャマイカと争った。

東京五輪では100メートル、200メートル代表がそろって予選を通過できていなかった。個人の低調ぶりに加え、世界のライバルが調子を上げている現実が浮き彫りになり、不安視されていた。ただ、まず第一関門を突破した。

08年北京五輪、16年リオデジャネイロ五輪と銀メダルを獲得。19年世界選手権でも37秒43のアジア新で、2大会連続となる銅メダルを取った。自国開催の五輪で、悲願の初金メダルを期待されている。決勝は6日夜22時50分から。全てを懸けて歓喜の呼び込む。

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