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国民的漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の新作読切が、19日発売の『週刊少年ジャンプ』(集英社)33・34号合併号に掲載されることが、12日発売の同誌32号で発表された。

センターカラー含む26ページで掲載され、4年に一度、オリンピック開催年に目覚めるという超能力警官・日暮熟睡男(ひぐらし・ねるお)が登場する。延期となっていた東京オリンピックの開催が控える今、次号予告では「ついに!日暮巡査起床!?」というキャッチコピーが書かれている。

日暮は、4年に1度のオリンピックイヤーに1日だけ目覚める警察官で『こち亀』の名物男。超能力を使ってさまざまな事件を解決していくキャラクターで、主人公の両津勘吉にオリンピックイヤー以外でも起こされることがあり、その度に大きなトラブルを起こしている。

同誌において『こち亀』の掲載は、2020年12月21日発売号以来の約半年ぶりで、1年前の2020年7月20日発売号で掲載された「日暮……登場?の巻」で、日暮はオリンピック開催年に一度目覚めるも、東京オリンピック延期の説明を面倒がった両津たちに「まだ2019年だから…」とダマされて、もう一年寝ることになっていた。今回の新作読切では、そんな彼が「今年はついに目覚めるのか?」が見どころとなる。

また、16日には集英社ジャンプリミックス『こちら葛飾区亀有公園前派出所 こち亀 日暮祭』が発売。名物男・日暮が登場する9話を収録した一冊になっている。

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