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日本が世界に誇る『任天堂』。1889年に花札の製造・販売からスタートしたゲーム会社です。(中略)
2021年6月29日に開催された株主総会での質疑応答が公式ウェブサイトで公開され話題に。取締役の候補者に対する株主からのこのゲーム愛が試される質問が。

『任天堂の要職に就く方にはゲーム制作の技術がなかったとしても、せめてゲーム好きであってほしい。各取締役候補者の人となりを知るためにも、好きなゲームを教えてほしい。』

経営者としての資質ではなく、あえてゲームに対する愛情を問われた各候補者たちはどのように回答したのでしょうか。TwitterなどのSNSで、拍手喝采だった回答をご覧ください。

古川俊太郎:代表取締役社長
私は中学生のころ『スーパーマリオブラザーズ』が発売された、まさにど真ん中のファミコン世代です。今でもプライベートでは、自社他社問わずさまざまなゲームを遊んでいます。本件については、各候補者からできる範囲で回答させていただきます。

塩田興:取締役 上席執行役員
私も古川と同じくファミコン世代で、ファミコンやスーパーファミコンとともに育ってきました。今もハードウェアを担当していますが、当時からハードウェアをいじるなど、モノの仕組みに興味がありました。それもあり、最近の当社商品ですと『マリオカートライブ ホームサーキット』のようなゲームが自分に合っていまして、子どもと一緒に遊んでいます。

高橋伸也:取締役 専務執行役員
私はすべての自社ソフトの責任者ですので「これが好き」と選ぶのは、立場上難しいのですが、入社して最初に携わったソフトがファミリーコンピュータ ディスクシステムの『ふぁみこんむかし話 遊遊記』でした。あまり著名ではないアドベンチャーゲームですけれど、最初に携わったソフトとして、印象に残っています。

宮本茂:代表取締役 フェロー
私は基本的に自分が作っているゲームばかりを遊ぶことが多く、他社さんのゲームからあまり影響を受けずにきました。ですが、ゲーム開発という仕事を始めて、影響を受けた最初のソフトは『パックマン』で、デザインとしてすばらしいと思うのは『TETRIS』です。また、今は『Pokémon GO』にはまっていまして、妻と一緒に遊んでいるのですが、「家族みんなでゲームを遊びたい」という夢がこのゲームで実現しまして、ここ2年ほど、妻や近所のお友達と一緒に、『Pokémon GO』を楽しんでいます。ひょっとしたら日本の『Pokémon GO』の平均年齢は60歳ぐらいかもしれませんね(笑)

柴田聡:取締役 上席執行役員
私はアドベンチャーゲームが好きで、つい最近もNintendo Switch『ファミコン探偵俱楽部 消えた後継者/うしろに立つ少女』をクリアしたところです。昔で言うと、ファミリーコンピュータ ディスクシステム『ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島』も本当に好きでした。また、私はソフトメーカーさんとの窓口となる業務本部を担当していますが、ソフトメーカーさんのゲームにもアドベンチャーゲームがたくさんあり、それらも楽しんでいます。


新旧問わず、さまざまなゲームで遊んでいることを証明した取締役候補者たち。この回答に「さすが任天堂!」「やっぱりみなさん、ゲームが大好きなんですね」といった声がネットに上がっています。

また、中でも注目を集めたのは、取締役 専務執行役員の高橋さんと、取締役 上席執行役員の柴田さんが語った『ファミリーコンピュータ ディスクシステム』(以下、ディスクシステム)のソフト。
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