7/1(木) 14:01
スポーツ報知

6場所連続休場中の横綱・白鵬が進退を懸けるとしていた名古屋場所出場へ 師匠の宮城野親方が明言
白鵬
 大相撲で6場所連続休場中の横綱・白鵬(宮城野)が進退を懸けるとしている名古屋場所(4日初日・ドルフィンズアリーナ)に出場することが1日に決まった。この日、報道陣の電話取材に応じた師匠の宮城野親方(元幕内・竹葉山)が「出場しますよ」と明言した。白鵬は6月27日に当地入りし、同28日から稽古を再開したという。師匠は「状態は上がっている。関取衆とやったり、普通に稽古をやっている」と明かした。

 白鵬は4場所ぶり出場となった3月の春場所は連勝発進も右膝の故障が悪化し、3日目から途中休場。師匠は「本人が(7月の)名古屋(場所)で最後を懸けると言っている」と明かしていた。そして同19日に手術を受けた。昨年11月場所後に「引退勧告」に次ぐ重さの「注意」を決議している横綱審議委員会は、春場所後の会合で名古屋場所の結果を見て最終判断するとの意見をまとめた。白鵬は5月の夏場所を全休した。

 師匠は力士人生が懸かる名古屋場所に向け「どちらにしろ、取ってみないとわからない。稽古場ではしっかりやっている。今回は完全に懸けているでしょうから。本人は精いっぱいやって駄目だったらという感じで思っているのでは、と思う。僕なんかが言うよりも、本人が一番分かっていることだから、本人に任せているだけ」と思いを代弁した。

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