ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、本拠地で行われたサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に「2番・投手」で投打二刀流出場。投手として6回9奪三振1失点の好投を見せたが、今季4勝目は逃した。打者としては3打数無安打。チームは延長13回の激闘の末、敗戦を喫した。

 投手・大谷は、初回1死から安打と四球で得点圏に走者を背負うも、無失点。2回はアウトを全て三振で奪うなど順調な立ち上がりを見せた。

 3、4回も無失点とした大谷だったが、5回、1死からマイク・ヤストレムスキ外野手にソロ本塁打を献上し、先制を許してしまう。なおも後続に二塁打、四球で一、二塁。しかし、次打者のブランドン・ベルト内野手を98.7マイル(約159キロ)のフォーシーム、ブランドン・クロフォード内野手を89.8マイル(約145キロ)のスプリットで連続三振に打ち取り、追加点のピンチは防いだ。

 すると、直後の攻撃で、1番起用のルイス・レンヒフォ内野手がソロ本塁打を放ち、たちまち同点。6回のマウンドにも上がった大谷は、下位打線をこの日初めて三者凡退に抑え、リリーフ陣に後を託してベンチに退いた。

 この日の大谷は、6回(105球)を投げ、被安打6、被本塁打1、与四死球2、奪三振9、失点1の成績。防御率2.58、WHIP1.18となっている。

 なお、打者・大谷は、相手先発ケビン・ガウスマン投手と3打席対戦。一ゴロ、空三振、空三振に倒れ、打率.265、OPS.984(出塁率.351+長打率.633)となっている。

 試合は、同点のままタイブレーク制(無死二塁から開始)が適用される延長戦へ。もつれる展開が続いたが、延長13回に7失点を喫し、3-9で敗戦。3連敗となった。
ベースボールチャンネル編集部

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