6/4(金) 17:28配信
スポニチアネックス

宮根誠司アナ

 フリーアナウンサーの宮根誠司(58)が4日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月〜金曜後1・55)に生出演。政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長が東京五輪・パラリンピックの開催に関して、連日厳しい意見を述べていることに言及した。

 尾身氏は、衆院厚労委などで、大会開催時の感染抑制策や規模の縮小などを巡り政府の丁寧な説明を求めており、3日も「パンデミックの中での開催は普通ではない」「開催するのなら、政府もIOCもかなり厳しい責任を果たさないと、一般の市民もついてこない」などと述べた。

 番組では、尾身氏がこの日「大会組織委が観客の取り扱いを決める今月20日より前に我々の考えを何らかの形でお伝えできればいいと考えている」と言及したことに対して、丸川珠代五輪相が「別の地平から見てきた言葉をそのまま言ってもなかなか通じづらいというのが私の実感でもある」などと述べたことを紹介した。

 宮根アナは2人のやり取りに「全くかみ合ってないんですけど」と感想を述べ「尾身会長が20日までになんらかを出されるっておっしゃってるじゃないですか。お医者様、専門家として具体的な数値、データを国民に示していただく必要がまずあると僕は思う」と話した。

 さらに「いま日本は新型コロナという重大な病気にかかっているわけで、その中でオリンピックをやるってなってくると『あなた今身体万全じゃないけども何とか退院して仕事しようか』っていう話になっていると思うんですよ」と指摘。「尾身会長はお医者様としてストンと落ちるデーターを出して今の健康状態、リスクがどこまであるのかを言っていただきたい。それから、組織委員会なのか丸川担当大臣なのか分かりませんけど、改めてコロナ禍でオリンピックをやる意味を国民に教えて頂きたい」とまとめた。

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