「エンゼルス6−5アスレチックス」(23日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)が1点を追う七回1死満塁の絶好機に代打で途中出場して同点犠飛を記録した。打席後は交代せずに終盤の打席に備えて右翼に入り、勝利の瞬間をフィールドで迎えた。チームは逆転勝ちで連敗を3で止めた。

 3−4の七回1死満塁の絶好機。4戦ぶりにスタメンを外れた大谷が「4番・中堅」のラガレスの代打で打席に入った。

 4番手左腕グドゥアンとの初対決。大谷がカウント2−1から4球目、高めの150キロ直球に快音を響かせる。時速179キロ、飛距離104メートルのライナー性の打球は右翼手のグラブに収まった。地元中継局の実況が「レーザービーム・アウトだ」が形容した弾丸犠飛。三走ロハスをホームへ迎え入れ、イグレシアスの勝ち越し適時打につなげた。

 打席後は交代することなく、サングラスを着用して右翼の守備位置へ走った大谷。外野に入るのは、投打同時出場し、降板後に右翼に入った19日のインディアンス戦以来、今季4度目。フィールドで勝利の瞬間を見届けた。

デイリー

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