日本人3人はベンチスタート

 現地時間5月9日に開催されたラ・リーガ第35節で、久保建英が所属する15位のヘタフェが、乾貴士と武藤嘉紀がプレーする最下位のエイバルをホームに迎えた。

この残留争い直接対決で、日本人選手3人はいずれもベンチスタートとなった。

 前半は堅いゲームとなり、両チームとも決定機を作り出せない。試合が動き出したのは、後半からだった。


 ヘタフェは57分、左サイドからマタが上げたクロスにFWエネス・ウナルがヘッドで合わせるも、枠を捉えられない。

 61分にはピンチを招き、セルジ・エンリケのクロスから、前節ハットトリックのキケ・ガルシアにヘディングシュートを浴びたが、GKソリアが正面でキャッチする。

 62分には、CBティモールが、前に出ていたGKドミトロビッチ頭越しにロングシュートで狙うも、惜しくも阻まれた。

 引き分けでも十分なヘタフェは、守備的な交代策を打ち、久保は2試合ぶりの出番なし。一方、勝点3が欲しいエイバルも、武藤と乾という攻撃のカードを切らずに終わった。

 このままスコアレスドローに終わるかと思われた試合終了間際、セットプレーの対応でヘタフェのマクシモビッチが痛恨のPK献上。これをレシオが決めて、89分にエイバルが先制する

日本人トリオがまさかの出番なしに終わったゲームは、1−0でアウェーチームが連勝を収めている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/defd6598ea88ef259c2903662ea41a2fa7f37a9e
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