新日本プロレスは7日、政府の緊急事態宣言延長の発表を受け、今月15日に予定されていた横浜スタジアムでの「WRESTLE GRAND SLAM in YOKOHAMA STADIUM」大会と同29日に予定されていた東京ドームでの「WRESTLE GRAND SLAM in TOKYO DOME」の両大会を延期することを発表した。現在の新型コロナウィルスの感染状況と感染拡大防止に向けた判断とした。

 新日では、公式ホームページで「各大会を楽しみにされていたお客様には、ご迷惑をお掛けしてしまい誠に申し訳ございません。心よりお詫び申し上げます」と謝罪。「振替大会は、現在スケジュールを調整中です。日程が決定次第、公式サイト等でお知らせさせて頂きます。お手元のチケットは、振替大会にてそのまま有効となりますので大切に保管してください」とした。

 その上で「なお、延期に伴い、残念ながらご来場が叶わないお客様に関しましては、払い戻しの対応も予定いたしております。延期日程の発表まで、今しばらくお待ち頂けますようお願い申し上げます。また、その他の発表大会の開催可否に関しては、今後の状況を注視しながら発表させて頂きます」と発表した。

 同団体初の横浜スタジアムでの大会開催の予定だった横浜では、前IWGP世界ヘビー級王者・飯伏幸太(38)とジェフ・コブ(38)とのシングル対決が濃厚となっていた。また今年3回目の開催となる予定だった東京ドームでは、IWGP世界王者・ウィル・オスプレイ(28)にオカダ・カズチカ(33)が挑戦する世界王座戦が組まれていた。

 5日には、参戦中の2選手が新型コロナ陽性と判定されたことを公表。ともに軽症も治療に専念していることを発表していた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6ef6f0d8afa4aaf52470b12d5c7e4b9972694f77
5/7(金) 21:48配信