2021年4月7日 7時00分
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 海外で高い人気を誇るゲームをハリウッドで再度実写化した映画『モータルコンバット』が、6月18日より日本公開されることが決まった。通常上映に加えて、IMAX・4DX・MX4D版も公開される。

 「モータルコンバット」は、残虐描写が多いことで知られる格闘ゲームで、過激すぎるトドメ技“フェイタリティ”はシリーズを代表する演出となった。同ゲームは、1995年に『バイオハザード』シリーズのポール・W・S・アンダーソン監督によって実写化され、1997年には『モータルコンバット2』が公開。今回の再実写版は、『死霊館』シリーズのジェームズ・ワンらが製作に名を連ねており、本作が長編デビュー作となるサイモン・マクオイド監督がメガホンを取り、新鋭グレッグ・ルッソが脚本を執筆している。

 主人公は、胸に龍の形をしたアザを持つ青年コール・ヤング。自らの生い立ちを知らぬまま、総合格闘技選手として戦う日々を送っていたが、ある日、魔界の皇帝が放った最強の刺客サブ・ゼロに命を狙われてしまう。やがてコールは、太古から伝わる格闘トーナメント“モータルコンバット”に選ばれし戦士であることを知り、秘められた力を解放するべく厳しい修行に挑む。

 主要キャストには、真田広之や浅野忠信といった日本人俳優が名を連ねており、真田は映画の重要キャラクター・スコーピオンことハサシ・ハンゾウ、浅野は地球上の戦士たちを導くライデンを演じる。そのほか、『デッドプール2』のルイス・タンがコール・ヤング役を務め、コールに協力する女戦士ソニア・ブレイド役で『MEG ザ・モンスター』のジェシカ・マクナミー、特殊部隊の少佐ジャックス役でドラマ「スーパーガール」のメカッド・ブルックス、格闘技が得意なリュウ・カン役で『アクアマン』のルディ・リン、暗殺者サブ・ゼロ役で『ザ・レイド』のジョー・タスリムが出演している。(編集部・倉本拓弥)