3年ぶりのV奪回を目指す広島が貯金2と上々のスタートを切った。原動力はリーグトップのチーム防御率2・14を誇る投手陣の奮闘で、なかでも目を見張るのが新人トリオの活躍だろう。新守護神のドラフト1位・栗林良吏(24)、同2位・森浦大輔(22)、同3位・大道温貴(22)は5日現在で無失点を継続している。

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 フレッシュな3人が順調なスタートを切った一方、復活を待望されているのがリーグ3連覇功労者トリオ≠セ。「今は新人たちが頑張ってくれているが、どんどん研究されてくる。今後は不調に陥ったり、リフレッシュが必要になるときがくるかもしれない。そのためにもあの3人が一軍に戻ってきてくれないと」とチーム関係者は言う。

 あの3人とは一岡竜司(30)、今村猛(29)中崎翔太(28)の3投手のこと。手術明けなどのコンディション面が考慮されて3人とも二軍キャンプからのスタートとなったが、ルーキーたちの台頭に押され、現在は二軍調整中だ。

 しかし「今のブルペンは若手中心。修羅場を乗り越えてきた彼らの経験は、長いシーズンを戦う上で必要になる」(球団幹部)。特に投手にとって過酷な夏場はペナントを制する上で重要な時期でもある。3投手がスーパーマン≠謔しく窮地を救ってくれるようなら、3年ぶりVも現実味を帯びてくるはずだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/80f42be32c58c6e255c465c8fb9cd2559c9a7462
4/6(火) 6:15配信