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石野真子 女優業続行を決意した大女優の一言「もし怒られていたら変わってた」
石野真子
 女優で歌手の石野真子(60)が、1日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月〜金曜後1・00)にゲスト出演し、女優を続けることを決意した大女優の一言を振り返った。

 アイドル歌手として78年にレコードデビューし、女優にバラエティーにと幅広く活躍。81年にはTBS系ドラマ「熱愛一家・LOVE」でドラマ初出演を果たした。当時は慣れない芝居の現場。「歌の仕事ばかりしている時に、初めてドラマに出たんですね。どういうふうにしていいか分からず」。そんな時に声を掛けてくれたのが、「日本のお母さん」として親しまれた故・森光子さんだったという。

 「森光子さんがお母さん役だったんですけど、『あなたね、女優さんに向いてるから』って言って下さった。私の胸の内、ドキドキしてることもお話ししてる時間もなかったんですけど、そういうふうに言って下さったことで、急に『のびのび現場でやっていいんだ』と。『自由にやっていいのかな?』と思えて」。右も左も分からない自分を救ってくれた言葉として挙げ、「もしその時に『何やってるの!』と、もし怒られていたら変わってたくらい。『お芝居するの、怖い』と思ったかもしれないですね。あらためて感謝ですね」と森さんへの感謝を口にした。

 石野はその後、映画やドラマなど数々の映像作品、舞台に出演。テレビ朝日系で2日から2週連続で放送される「殴り愛、炎」(後11・15)では、山崎育三郎(35)演じる息子に異常な愛を注ぐ母親を熱演している。予告編として、はさみで服をジョキジョキと切り刻む場面が紹介されると、石野は「日常を超えた、皆さん個性的なキャラクターを演じてらっしゃって。私は息子を愛するがゆえの…というところではあるけど、日常ではジョキジョキはない」と苦笑いしていた。

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