時事通信社 3/28(日) 22:24

 1992年バルセロナ五輪柔道男子71キロ級金メダリストで、24日に53歳の若さで亡くなった古賀稔彦さんの通夜が28日、川崎市内で営まれた。全日本柔道連盟の山下泰裕会長や、ともにバルセロナで金メダルに輝いた吉田秀彦さんら約3000人が参列した。

 豪快な一本背負い投げが魅力で「平成の三四郎」の異名を取った古賀さんを、山下会長は「心技体の全てが素晴らしい選手だった。特に心が大きかった」としのんだ。柔道の名門私塾、講道学舎の後輩でもある吉田さんは「やっぱり、現実だと受け取れない心境。2人で一緒に金メダルを取れたのも先輩のおかげ」と涙を拭いながら話した。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20210328-00000086-jij-spo
古賀稔彦さんの遺影が飾られた祭壇=28日、川崎市(代表撮影)
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