3/1(月) 13:03配信
デイリースポーツ

田口麗斗(右)と広岡大志

 巨人・田口麗斗投手(25)とヤクルト・広岡大志内野手(23)の交換トレードが合意に達したことが1日、発表された。

 2月下旬に日本ハムから横尾、楽天から池田のトレードに続く、同一リーグ間の電撃移籍。田口の今季年俸は7000万円で、ヤクルト・広岡は1600万円の“格差”も含めて、シーズン前での電撃トレードとなった。巨人にとっては昨年の沢村と、ロッテから左打者の香月を獲得したことに続く“格差トレード”となった。

 田口は高卒3年目の16年に10勝。17年には13勝を挙げるなど、先発左腕として頭角を現した。18年は成績が伸び悩んだが、19年は中継ぎで55試合に登板してリーグ優勝に貢献。昨季は26登板で5勝7敗1セーブだった。今春の宮崎キャンプでは右太もも裏の張りで離脱し、帰京していた。

 一方の広岡は右の長距離砲として期待される23歳。通算21本塁打を放っており、昨季は87試合に出場していた。

 投手力を強化したいヤクルトに対し、右打ちの内野手の層を厚くしたい巨人。年俸の格差もあるが、経験豊富な田口と2歳若い広岡の将来性も含めて、両球団の思惑が一致した。(金額は推定)

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