漫画家・石ノ森章太郎さんが生み出した数々の特撮ヒーローの中でも、特に人気を博した「仮面ライダー」。1971年に放送され、社会現象をも巻き起こしたテレビシリーズ第1作に始まり、時代が平成、そして令和と変わっても続く大人気シリーズとなっています。

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 そこで今回は、昭和仮面ライダーシリーズにスポットを当て、歴代ライダーの中から5人をピックアップして紹介していきます。あなたが一番好きな昭和ライダーは誰ですか?

●仮面ライダー1号
 言わずと知れた元祖・仮面ライダー「1号」。悪の秘密結社ショッカーに拉致され改造人間となった本郷猛が変身し、正義のために戦います。

 「変身!」という掛け声とともに、ライダーベルトが回って変身するシーンも有名ですし、ライダーキックをはじめとする格闘シーンも圧巻でした。

●仮面ライダーV3
 1973年から放送がスタートしたシリーズ第2作に登場する「仮面ライダーV3」。瀕死の重傷を負った風見志郎の命を救うべく、仮面ライダー1号&2号が改造手術を施したことで誕生しました。名前は「勝利(Victory)」の「V」とライダー「3」号を合わせた意味を持っています。

 技の1号と力の2号、2人の仮面ライダーの能力を受け継いだV3は、ショッカーに代わって現れた悪の組織・デストロンと死闘を繰り広げました。

●仮面ライダーX
 1974年に放送されたシリーズ第3作「仮面ライダーX」。通称、“Xライダー”は、悪の組織・GOD機関の手で一度は死亡したものの、父の改造手術によって、海底1万メートルの水圧にも耐える強さを持つ深海開発用改造人間として復活した神敬介が変身します。

 Xは鞭や杖、縄のような形状に変化する専用武器“ライドル”を駆使して戦うのが大きな特徴。また、アポロガイストという好敵手の存在や、巨大なロボットである大幹部キングダークなど、敵キャラクターも非常に印象的でした。

●スカイライダー
 1979年に放送されたシリーズ第6作。正式な番組名は1作目の「仮面ライダー」と同じですが、登場するのは主人公・筑波洋が変身する新たなライダー「スカイライダー」です。

 スカイというの名前の通り、空を飛べる飛行能力を備えているのが最大の特徴です。また、彼が繰り出す空中殺法は数多く、全部で99種類あるとのこと。劇中では、歴代7人のライダーたちとの特訓によりパワーアップしました。

●仮面ライダーBLACK RX
 1988年から放送された「仮面ライダーBLACK RX」。前作「仮面ライダーBLACK」からつながる直接の続編で、主人公は南光太郎が続投しました。

 リボルケインというレーザーブレードのような武器を駆使して戦ったり、銃を使う「ロボライダー」や体を液状化できる能力を持つ「バイオライダー」にフォームチェンジしたりと、それまでのライダーとは異なる画期的な設定が盛り込まれ、後の平成ライダーシリーズにも大きな影響を与えました。

●仮面ライダーJ
 原作者である石ノ森章太郎さんが関わった最後のライダー。1994年の「東映スーパーヒーローフェア」にて公開された特撮映画作品です。元号のうえではすでに平成になっていますが「昭和ライダー」に分類されており、昭和仮面ライダーシリーズ最後の作品として知られています。

 Jは、主人公である瀬川耕司が大地に宿る精霊のエネルギーによって変身するライダー。その最大の特徴は、大地に宿るすべての精霊たちの膨大なパワーを得て巨大化できること。等身大ヒーローの仮面ライダーが巨大化して戦う姿は、非常に大きなインパクトがありました。

 ここまで歴代の昭和仮面ライダーから、5人をピックアップして紹介してきました。もちろんこのほかにも、ジャングルで育った野生児「アマゾン」や電気の力を駆使して戦う「ストロンガー」などを含め、個性豊かなライダーばかりです。あなたが一番好きな昭和ライダーは誰ですか?

2/20(土) 19:20配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/15b5d594aeba1ed08fe28b38e4b4fe664a86b1c5
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