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安達祐実 「家なき子」で大ブレイク 天才子役と言われて「いつバレるんだろうってヒヤヒヤ」
女優の安達祐実
 女優の安達祐実(39)が8日、NHK「ごごナマ」(月〜金曜後1・40)に生出演。天才子役と言われていた時の葛藤を明かした。

 安達は日本テレビ系の主演ドラマ「家なき子」(1994年)が大ヒットし、天才子役として大ブレイクした。

 当時はまだに社会現象となったが「そうですね、中学1年生でした」としみじみ。主演のためセリフも膨大な量だったが、「セリフ覚えがめちゃくちゃ早かったので、あまり苦労した覚えがないですね。1回読んだら、覚えられるぐらいだった」と明かしつつ、「今はもう無理ですね。何回読んでも覚えられない」と苦笑した。

 天才子役と呼ばれていたことについては「言うってもらってうれしい半面、どうしようみたいな。天才じゃないのに、そういうふうに言われてしまって」と当時の心境を回想。「今見たら下手くそだったなって自分でも思いますけど、天才って、みんなが言ってくださるけど、本当は違うってことがいつバレるんだろうってヒヤヒヤしてました」と語った。

 そんな「家なき子」の撮影中、「一生俳優として生きていく」と決意したという安達。「そこまでゆるゆるな気持ちでやっていて、友達の気持ちに遊びに行くとか、習い事に行くみたいな感覚で仕事に行っていた。みんなスタッフの方も子どもには優しくしてくださって、楽しいだけだった」と回顧。ただ、「家なき子」のヒットでその反響も自分の耳に入ったといい、「反響が自分にもわかるようになった。実感できた」といい、「責任ある仕事だなって気づくって感じでしたね」と振り返った。

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