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日刊スポーツ

大坂なおみ、東京五輪は「私にとって特別中の特別」
大坂なおみ(2019年9月22日撮影)
大坂、東京オリンピック(五輪)は特別! 女子テニスで、世界3位の大坂なおみ(23=日清食品)が31日、全豪前哨戦出場のための会見に出席。7月23日に開幕が予定されている東京五輪について、一般の日本人の身を案じながらも、特別な経験になると話した。大坂は、昨年優勝した9月の全米以来、この日開幕した全豪前哨戦ジップスランド・トロフィーに第2シードで出場予定だ。その後、2月8日開幕の全豪に出場する。主な一問一答は次の通り。

−いい準備はできているか。

大坂 いい感じだと思う。(新型コロナの感染拡大で)、大会を同じ場所でやるのはすごく便利。ちょっと普通じゃない状況だけど、ぜいたくな気分かな。

−非公式戦で楽しそうだった。

大坂 ストレスもなく、楽しくプレーできた。いろいろなことも試したし、ドロップショットも、その1つかな。オフシーズンに多くのことを練習してきた。

− 久しぶりに観客の前でプレーできるが。

大坂 昨年の全米までは、観客は力だと思っていたけど、観客のいない全米では少し感じ方が違った。観客がいることで、いいところを見せようとしてしまっていることに気がついた。でも、やっぱり観客がいるのは最高の気分。待ち遠しいわ。

−日本は数カ月後に、この10倍にも匹敵する五輪を開く。開催をどう思う?

大坂 正直、参加する選手のことには、あまり関心がない。東京五輪は、私にとって特別中の特別。2週間隔離されてもプレーする。ただ、最も優先されるのは、日本の一般の人々について。(五輪をやるというのは)多くの国から人々を受け入れること。日本の人々の安全が脅かされることがないことが最優先で、それが私の願いでもある。

−日本の人々は、どう思っている?

大坂 私が話している人々は、(開催することに)本当に興奮している。ただ、やっぱり多くの人々が国外からやってくることは心配している。でも、少しずつ良くなっているみたい。

−全豪は、(隔離などのために)これまでになく誰にでもチャンスがある。

大坂 できれば対戦したくない多くの危険な選手がいる。自分のベストのテニスをしないと勝ち上がっていけない。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/bcfe954c3929170970c1e33d6918bd3d3b906fb9