中日・石川昂弥内野手(19)が30日、ど派手に広島・鈴木誠との自主トレ成果を見せつけた。2軍キャンプ地の読谷(よみたん)で自主トレをスタートさせ、フリー打撃では54スイング中、安打性は29本。石川昂は「(力は)8割ぐらいですかね」といいながら、140メートルの場外弾を含む11本塁打と“誠也塾”入りの効果を早速披露した。

 今月上旬から沖縄で鈴木誠、堂林らとトレーニングに励んだ。「色んなことを教えてもらった。毎日しっかりノートに書いた。一番は内角に来たときの打ち方。内角に来たときに体が開く癖があるので肘を先に、腕から(先にバット)を出すイメージ。体が回転する前に手を先に出すイメージです」と、上半身の使い方を指南された。ハードな練習をつむ鈴木誠をみて「あのレベルでも新しいことに挑戦している。この世界でトップになるには、誠也さんを抜くくらいの選手になりたい」と、憧れが増した。

 また日本を代表する強打者から「外角はきれいに打てると言われたので、あとはそっち(内角)に来たときにどうさばくか。何とかキャンプでたくさん打って身につけたい」。2月23日に広島との練習試合(北谷)で再会する可能性もあり「見てもらいたい。そこでまた色々アドバイスももらえると思う」と、早期1軍キャンプ合流へ鼻息を荒くした。

 12月に新調したスーツもパンパンになるほどごつくなった。昨年末からさらに体重が5、6キロ増え101キロとなり、今オフに目標としていた100キロ超えを果たした。昨年末に体調を崩し2軍スタートにはなったが「2軍でもう一度追い込むという意味でしっかりやりたい」と石川昂。竜が渇望するスラッガーの目覚めが近そうだ。

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1/30(土) 16:14
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