2021/01/14
https://www.elle.com/jp/culture/celebgossip/amp35208402/armie-hammer-shotgun-wedding-210114/

騒動の発端となったのは先週末からSNSを賑わせているダイレクトメッセージのスクリーンショット。アーミー・ハマーのイングランドのアカウントから送られたとされ、「僕は完全に人肉を食べる人種」「俺の奴隷として生きろ。俺の所有物だ」と書かれている。中には「君の爪先を切り落としてポケットに入れておきたい。そうすればいつも俺は君を自分のものにしておける」というものも。2016年10月から2020年2月の間に送られたとされ、匿名のアカウント「House of Effie」がリークした。新聞「ニューヨークポスト」は「本当にアーミーのものである証拠はない」と報じている。

でもこの恐ろしい内容にSNSは騒然。アーミーが最新作『Shotgun Wedding(原題)』から降板するという騒ぎに発展した。これはジェニファー・ロペス主演のロマコメでジェニファーとライアン・レイノルズがプロデューサーを務める。監督は『ピッチ・パーフェクト』のジェイソン・ムーア。間もなくドミニカ共和国で撮影がスタートする予定だった。

アーミーは降板に当たって声明を発表。「ばかばかしい主張に対しては何も言わない」と流出したDMは自分のものではないと一蹴。「しかし悪質で偽造されたオンライン上での攻撃を考えると、やましくない心で子どもたちから4か月も離れてドミニカに撮影に行くことはできない」と説明している。「(制作会社の)ライオンズゲートは僕を応援してくれている。それに感謝している」とも。

アーミーはインタビューで「僕は恋をすると支配的」「女性の首を締めたり髪を掴んだりするのが好きだ」と語っていたことがある。発掘されたこれらの発言も手伝ってDMは本物だと信じる人も多いよう。アーミーはこの作品以外にもマッツ・ミケルセンと共演するスリラー映画『The Billion Dollar Spy(原題)』や『君の名前で僕を呼んで』の続編への出演が決まっている。これらの作品に影響が出るのか、続報にも注目したい。