12/16(水) 12:54
スポーツ報知

八代英輝弁護士、菅首相の大人数会食に苦言「痛みは共有しなければ、メッセージとして伝わらない」
八代英輝弁護士
 16日放送のTBS系「ひるおび!」(月〜金曜・午前10時25分)では、菅義偉首相が「GoToトラベル」の年末年始の全国一斉停止を表明した14日夜に銀座のステーキ店で、自民党の二階俊博幹事長、プロ野球ソフトバンクの王貞治球団会長、俳優の杉良太郎氏ら7人と会食したことを報じた。

 この日の番組では、加藤勝信官房長官が15日の会見で「5人以上がどうか、高齢者であるかどうかといったことも一律に決めていくものではなく、目的と感染防止対策を徹底できるかどうか、バランスの中で個別に判断していくことが重要」などと話したことを伝えた。

 コメンテーターの八代英輝弁護士は「この方々の平均年齢はいくつなのだろうと、やはり考えてしまうと思う。高齢者であったり、基礎疾患のある方がハイリスクだと散々訴えているわけです」と話した。

 そして「一般の国民には会食5人以上というのは控えるようにといって、自分たちはその一般の中には入らないんだという姿勢を見せてしまうのは、政権にとってすごく損だと思う」としたうえで、「痛みというのは共有しなければ、メッセージとして伝わらないと思う。それだけ大事な話をする会合であったとしてもですよ」と続けた。

 「だから、加藤官房長官の説明は理由になっていないですし、西村大臣が話したことが科学の根拠があるのであれば、それを重視するべきだと思う」とコメントした。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/c0e29d4d8865295b7d9fc8cb7d8b1f816f0f3248