2020年11月30日 16:13バスケット
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 バスケットボール男子のBリーグが30日に都内で会見を開き、19〜20年シーズンのクラブ決算概要を発表した。B1、B2の全36クラブのうち、過去最多となる22クラブ(B1=宇都宮、千葉、川崎、横浜、新潟、富山、三遠、大阪、琉球、B2=青森、山形、福島、茨城、群馬、東京Z、FE名古屋、西宮、奈良、香川、愛媛、福岡、熊本)の最終損益が赤字。11クラブ(B1=宇都宮、横浜、新潟、B2=山形、福島、茨城、群馬、東京Z、西宮、香川、愛媛)が債務超過に陥った。

 リーグ全体の営業収入は224億円で、18〜19年シーズンの221億円と同規模。新型コロナウイルス感染拡大前の2月に試算した営業収入の見込みは252億円で、“コロナ損失”は28億円と算出された。B1がシーズンの3分の1を未消化で終えたため、リーグの入場者は18〜19年シーズンから88万人減少。島田慎二チェアマン(50)は「稼ぎ時の後半の3分の1の試合が飛んだにもかかわらず、営業収入が昨季と同等だったことはポジティブ。試合数が減っても“返金はいいよ”と言って下さったスポンサーも多々ある。多くの支えがあっての今シーズンの決算」と感謝した。