タイガースは、内外野をこなすブランドン・ディクソン(28)をメジャー40人枠から外した。19日の地元紙デトロイト・フリープレス(電子版)によれば、チーム関係者が日本の楽天への移籍を視野に入れた措置だと明かした。

 この一報を受け、同日の米放送局CBSスポーツ(電子版)は「海を渡る選手の典型的なプロフィル。28歳でメジャー197試合とそれなりの経験を積んでいるが、全体的にパッとしない」と報道。移籍情報サイトのMLBトレードルーモアズは「貧弱な出塁率(メジャー通算2割7分1厘)と若手の台頭で2020年は出場機会が限られ、わずか5試合で13打数1安打、1四球、1二塁打だった」と紹介した。

 ディクソンは2013年にドラフト3巡目(全体92番目)指名でドジャース入団。18年にレッズでメジャー初昇格し、タイガースに移籍した19年は117試合でチーム最多の15本塁打、同2位の52打点をマークしたが、シーズン終了後に事実上の戦力外通告を受けた。メジャー通算196試合で打率2割2分8厘、20本塁打、64打点。

11/20(金) 16:37
配信中日スポーツ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20201120-00000036-chuspo-base