社会現象を巻き起こしている『鬼滅の刃』旋風。10月16日に公開された映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、興行収入200億円を突破。LiSAが歌う映画の主題歌『炎』、テレビアニメ版の主題歌『紅蓮華』も売れに売れ、こちらもメガヒットを記録中だ。また最近では、企業とのコラボ商品も多く登場し、“転売ヤー”によってフリマサイトで高額で出品されるなど、こちらも大きな話題となった

鬼滅コスに溢れる芸能人SNS
 その『鬼滅の刃』フィーバーは芸能界でも。『鬼滅の刃』のコスプレを披露する芸能人が爆発的に増えた。最近では、もはや毎日のように誰かしらのコスプレ姿を目にする。

「芸能人の中にも『鬼滅の刃』ファンは多く、特に芸人の椿鬼奴さんなんかは連載当初から鬼滅ファンを公言していました。DAIGOさんは去年末のイベントで竈門炭治郎のコスプレを披露し、早くも話題になっていましたね。

 それがこのコロナ禍の巣ごもり、ハロウィン、映画の公開のタイミングが重なってか、『鬼滅の刃』コスプレをSNSで披露する芸能人が急増。あまりに多いので、ネットでは“芸能人は鬼滅のコスプレをしないと罰せられる法律でもできたの?”というツッコミの声も上がっているほどです(笑)」(スポーツ紙芸能デスク)

 確かに、ここ最近だけを見ても、『鬼滅の刃』のコスプレを披露した人たちの名前を上げたらキリがない。中には“初コス“を捧げた人や、これを機にコスプレにハマったという人たちも少なくないようだ。

 だが、芸能人たちが大いに盛り上がりを見せる一方で、世間からは冷ややかな反応が。

<コスプレと言うならもう少しちゃんとやってほしい>
<何でもかんでも真似すれば良いというもんではない!>
<圧倒的これじゃない感>
<作品への愛が伝わってこない>
<もうお腹いっぱい……>

 ほかにも、実写化のキャスティングを狙ってるだの、『鬼滅の刃』ブームに何かしらあやかろうとしているなど、散々な言われよう。しかし、そんな中でもほかの芸能人とは一線を画す人たちがいる。それが「叶姉妹」だ。

叶姉妹が支持されるワケ
 これまで幾度となくブログやインスタグラムで『鬼滅の刃』のコスプレを披露してきた叶姉妹。だが、彼女らに対するネガティブな意見はまったくと言っていいほど見られず、批判どころか、称賛の声が上がっている。なぜ、叶姉妹はここまで受け入れられるのか。

「クオリティもさることながら、本当に楽しんでコスプレをされていることが写真からも伝わってきます。何色にも染まっていない状態から始められる一般のコスプレイヤーと違い、お2人の場合、最初から“叶姉妹”という強烈なカラーがついている。そこからできうる限り色を排して、自身をキャラクターに近づけるには、並大抵ではない努力が必要になるんです」

 そう話すのは、世界コスプレサミット関連の審査員を務めるなど、コスプレ文化に詳しいライター兼カメラマンのソムタム田井さん(Twitter:@taitai0919)。叶姉妹が受け入れられる理由について、こう言葉を続ける。

「“叶姉妹であることをウリにしてコスプレをする”のではなく、あくまでも一個人のコスプレイヤーとしてキャラクターに近づこうとされている。そうした崇高な精神も、多くの方から支持されている理由のひとつかもしれません」(以下カッコ内はソムタム田井さん)

 また、叶姉妹以外にも、GACKTやなかやまきんに君の鬼滅コスも、多くの人から好評を得ているという。

全文はソース元で
https://news.yahoo.co.jp/articles/84bae36ada42e8fdeb65e8857fdf2d8474ae36e7
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