2020年11月12日 20:51

2018年に「カジサック」(登録者数214万人)としてYouTubeデビューを果たした、キングコングの「梶原雄太」。
当初、吉本興業ではなくUUUMからのYouTuberデビューを検討していたことが、先日公開された動画の中で明らかになりました。

https://youtu.be/5oKhKqZLw_0

UUUM社長と対談
カジサックは今月11日、動画「【直撃】UUUM鎌田社長に吉本との提携はなんなのかを直接聞いてみた」の中で、YouTuber事務所「UUUM」の鎌田和樹社長との対談の様子を公開しました。

ちなみにUUUMは今年4月、カジサックと「ヒカキン」(登録者数875万人)とのコラボ動画などを通じて、吉本興業との業務提携を大々的に発表しています。
(関連記事「UUUMと吉本興業が資本業務提携、吉本所属タレントの800チャンネルは共同運営へ」)


“礼儀正しすぎる”メール暴露で梶原赤面
実は半年前の業務提携に際して、鎌田社長とカジサックの間にはこんなエピソードが。

(カジサックが)わざわざツイッターでDMくださって。
すごい長々と。(中略)もうちょっとラフな挨拶なのかなって思ったら、「初めまして…」みたいな。ユニークさゼロの。
なんでもカジサック側から、業務提携の挨拶をということで、芸人らしからぬメールが送られてきたとのこと。
カメラの外側での礼儀正しい一面を暴露されたカジサックが、思わず「それ言わんって約束…」「止めてください!」と鎌田社長を制止するシーンもありました。

芸能人参入も「危機感ない」
事務所の代表として多数のYouTuberを束ねる鎌田社長ですが、ここ最近芸能人のチャンネル開設が相次いでいることについて、このような「本音」も語りました。

片足突っ込んでやられる方が増えれば増えるほど、ホントに屍も増える。
両足、腰を据えてどっぷりやられる方って、いいか悪いかじゃなくて、なかなかいらっしゃらないんですよね。
YouTubeで成功する芸能人もいる一方で、うまくいかない「屍」の数も増え続けていると冷静に分析する鎌田社長。
それどころか、芸能人のYouTube参入をきっかけに、他のYouTuberに興味を持つ視聴者の数も増えているとして、「危機感はまったく無い」とも言い切っています。

加えて

上流(テレビ)から下流(YouTube)に下りてきてるみたいな。それは違うと思うんですけどね…みたいな。
とも述べると、カジサックも「(テレビ関係者は)なんかどっか下に見てるところがある」「どっちが大変かっていうたら絶対的にYouTuberさんの方が大変」と激しく同意する姿を見せました。


UUUMでのYouTubeデビューも検討していた?
今では吉本興業におけるYouTuberの“顔”として定着しているカジサックですが、実はYouTubeデビュー当時、UUUMへの所属も検討していたことが、今回の対談で明らかにされました。

一番最初は吉本でやろうとは思ってなかったんですよ。
今やから言えるんですけど、僕ホンマにUUUMさんに入らせてくれませんかって言いに行こうとしてたんですよ。
最終的に吉本興業所属のYouTuberとしてデビューを果たしたカジサックですが、もし当時UUUMへの加入を希望していたらどうなっていたか尋ねたところ、鎌田社長からは

僕が受け入れますかどうかで言ったら、受け入れると思います。(中略)全然ノーって言う理由もないし。
との返答が。

また、「吉本がOK出したら、僕は移籍できたりもするってことですか?」という質問についても、「まぁそうですね」と快い返事が戻ってくると、カジサックもまんざらでもなさそうな表情で「ほぉー」「ちょっとこの先は長くなりそうなので…」とコメント。
ともすれば、カジサックがUUUM所属のYouTuberとして、ヒカキンや「はじめしゃちょー」(登録者数898万人)らと肩を並べて動画を撮影するような可能性もあったのかもしれません。

https://ytranking.net/blog/archives/40557