チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第2節が27日に行われ、FW南野拓実が所属するリヴァプールはホームでミッティランと対戦した。南野は今シーズン公式戦3度目の先発出場で60分までプレーしたが、ノーゴールに終わった。

 2年ぶりの欧州制覇を狙うリヴァプールは第1節でアヤックスに1−0の辛勝。今節は、第1節でアタランタに0−4で敗れたデンマーク王者のミッティランをホームに迎えた。メンバーはモハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネら主力がベンチスタートとなり、3トップはディオゴ・ジョッタ、南野、ディヴォック・オリジが入った。

 試合は開始3分、アウェイのミッティランが先にチャンスを作った。ロングボールでアンダース・ドレイヤーが抜け出しペナルティエリア内からシュートを打ったが、これはGKアリソンの好セーブに阻まれた。リヴァプールは14分、トレント・アレクサンダー・アーノルドがピンポイントのクロスを送ると、南野がゴール前に飛び出したが、空振りでシュートを打てず。

 30分、リヴァプールにアクシデントが発生。離脱中のフィルジル・ファン・ダイクの代役を務めていたファビーニョが負傷交代を余儀なくされ、代わりに19歳のリース・ウィリアムズが送り出された。

 リヴァプールは前半アディショナルタイム1分、アレクサンダー・アーノルドが右サイドからピンポイントのアーリークロスを供給。ゴール前に走り込んだ南野が頭で合わせたが、これは枠を捉えなかった。

 スコアレスで折り返したリヴァプールは55分、ついに均衡を破る。アレクサンダー・アーノルドがジェルダン・シャチリとのワンツーでエリア右に抜けて折り返すと、ジョッタが無人のゴールに沈めて先制点を挙げた。

 リードを得たリヴァプールは60分、南野とオリジを下げてマネとサラーを投入。81分にはジョッタに代えてフィルミーノを送り出す。主力3トップがピッチにそろったものの、追加点は遠い。89分には逆にピンチを迎え、ミッティランはドレイヤーがエリア右へ切り込んでループシュートで狙ったが、これは枠を捉えなかった。

 リヴァプールは後半アディショナルタイム1分、サラーが倒されてPKを得ると、自らゴール右に突き刺して試合を決めるゴールを挙げた。リヴァプールはデンマーク王者に苦戦したものの、完封勝利でCL2連勝を飾った。

 次節は11月3日に行われ、リヴァプールはアウェイでアタランタと、ミッティランはホームでアヤックスと対戦する。

【スコア】
リヴァプール 2−0 ミッティラン

【得点者】
1−0 55分 ディオゴ・ジョッタ(リヴァプール)
2−0 90+3分 モハメド・サラー(PK/リヴァプール)

https://news.yahoo.co.jp/articles/2d631a29c43fd22d91d39e8ec99063918566232c
10/28(水) 6:52配信

https://soccer.yahoo.co.jp/ws/game/top/20118441
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