◇明治安田生命J1リーグ▽第23節 浦和―仙台(18日・埼玉)

 浦和FW興梠慎三(34)がホーム・仙台戦戦で2得点を決め、J1歴代4位タイとなる通算154得点目となるゴールを奪った。

 2―0の前半39分、自ら獲得したPKを短い助走から冷静にゴール右へ流し込み、2試合連続ゴール。後半6分には汰木の左クロスを頭で合わせ、相手GKの手をはじいてゴールに突き刺した。今季6、7ゴール目を決め、同8分に途中交代。鹿島から加入した13年以降、対仙台は16試合で18ゴールと「仙台キラー」ぶりを発揮した。

 14日の柏戦(1△1)でJ1通算152ゴール目を決め、J1歴代5位のFWマルキーニョスに並んでいた興梠。07〜09年に3連覇を飾った鹿島時代に2トップを組み、「お手本のような存在。今季中には超えたい」と尊敬してきた盟友をついに超えた。

 そして、歴代4位・154得点の元日本代表FW前田遼一(岐阜)に並んだ。興梠は「1試合1得点」を目標に掲げ、どんなにゴールを積み上げても「もっとチームに貢献できるように頑張りたい」。チームの勝利を追求し続けながら、まだまだ記録を伸ばし続ける。

 ▼J1通算得点ランキング

〈1〉大久保嘉人(東京V) 185得点

〈2〉佐藤寿人(千葉) 161得点

〈3〉中山雅史(沼津) 157得点

〈4〉前田遼一(岐阜) 154得点

〈4〉興梠慎三(浦和) 154得点

〈6〉マルキーニョス(神戸)152得点

〈7〉三浦知良(横浜C) 139得点

【注】所属はリーグ最終所属

報知新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/53576a524d4690aafb81f4fdbc9aff1fb867a2e2
10/18(日) 17:48配信