2020年10月5日 17時8分スポーツ報知 # 巨人

 プロ野球は5日、理事会と実行委員会を開き、今季の日程変更によって日本シリーズ(S)出場チームの本拠地が使用できない場合の代替球場などについて協議した。日本S期間中は東京ドーム(D)で社会人の都市対抗大会が開催されるため、巨人が優勝した場合は京セラドーム大阪で開催することが決まった。

 今季は新型コロナウイルスの影響で開幕が3か月遅れるなど日程が大幅に変更された。日本Sは当初予定していた11月7日開幕から同21日開幕となった。その影響で日本S期間中に都市対抗が行われる巨人の本拠地・東京D、明治神宮大会が開かれるヤクルトの本拠地・神宮などが使用できなくなり、代替球場の調整を進めてきた。

 今季の日本Sは第1戦、第2戦、第6戦、第7戦がセ・リーグ本拠地開催。セを独走する巨人が進出した際は、例年主催試合を開催している京セラDで行われることに決まった。本拠地以外での日本シリーズ開催は、80年の近鉄・広島の第3戦から第5戦が大阪球場で行われて以来40年ぶりとなる。

https://hochi.news/articles/20201005-OHT1T50136.html