俳優の石田純一(66)が17日、木曜コメンテーターを務める文化放送「斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!」(月〜金曜後3・30)に出演。消費税に関する持論を熱く展開した。

 リスナーからのメールで、新政権が誕生したことで「消費税が上がるのでは?」との声に、「消費税は10%高いですよ」と石田。「数字のマジックでヨーロッパが高いじゃないかと言われるけど、これはまやかし」とキッパリ。「ちゃんと説明するのに1時間ぐらいかかる」としつつ「例えば、僕が思うに、アメリカって消費税はない。物品取引税というもので、何かを買う時、やり取りをする時だけに限定すればいいと思う。お金とか給与、金融取引とか、そういうところにもどんどん消費税が付いてきて、何重に取られているような気がする。(消費税の)行く末が、社会保障と一体改革というか、実際、社会保障のサービスは下がってるんですよ。だから、それはちょっとまやかし」と主張した。

 「こんなことを言うと、問題になってしまうかもしれないけど」と前置きしたうえで「消費税は中小企業や、いろいろなところが困っている、弱い者イジメみたいな性格がもともとある」と指摘。「輸出企業とかに恩恵がいっていたりする。それは本当だったら、逆でしょ?ってことは言いたい。中小企業が多すぎるという意見もあるが、今、いる人たちは苦しめるってことのはあってはならない政策。消費税はやっぱり中小企業を一番苦しめています」と持論を展開した。

 「現実、(中小企業の)首を絞めているのは消費税。他でできるんじゃないか」とも。「金融取引税みたいなものも劇薬かもしれないけど、5兆、10兆だったらすぐできる。一般の人たちをこれ以上、苦しめても、どのみち、庶民に資金がいかないと、購買力がない、つまり景気が絶対に上がらない。ずっとこれが続くのはどうなんでしょ?って思う」と続けた。

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