ネットフリックス契約がダメ押しに 「王室存続の脅威」という声も

 最近ではボランティアに勤しみ、幸せそうな姿を見せているメーガン妃とヘンリー王子だが、ネットフリックスとの制作契約でまた風向きが変わりそうだ。契約金は100億円超えと言われるこのニュースが報じられると、批判の声が殺到。特に冷ややかな視線を送るのは、ヘンリー王子の母国・英国の人々だ。英大衆紙が読者調査を行ったところ、驚きの反応を示していることが分かった他、大きな非難も巻き起こっている。

英大衆紙「デイリー・エクスプレス」は、今回のネットフリックス契約についての報道後、9819人の読者を対象にアンケートを実施。その結果、何と95%に及ぶ9335人がメーガン妃とヘンリー王子の「タイトル剥奪」を望んでいることが明らかになった。つまり「サセックス公爵夫妻」の称号を、エリザベス女王に取り上げてほしいということだ。

 もちろん「エクスプレス」紙の読者には“ロイヤリスト”と呼ばれる王室支持派が多いことで知られているが、これは圧倒的な数字だ。私利私欲に走らないことを原則としている王族の経済行為の真逆を行く、ヘンリー王子夫妻の行動が原因であることは言うまでもない。

 また、このアンケートに寄せられたコメントも辛辣さを極めている。

「完全に一般市民となったのなら彼らが何をしようと勝手だが、まだ(公爵などの)タイトルを保持しているまま今回のような契約は許せない」

「これ(ネットフリックスとの契約)は、王室存続の脅威だ」

「タイトル、それからハリー(ヘンリー王子の愛称)とアーチー(くん)の王位継承権も返上すべき」といった書き込みが集中し、2人にとって散々な内容が続いている。

 しかしこれは“王室引退”後も、英タブロイド新聞との法廷闘争、暴露本出版、決して沈静化しないゴシップ記事報道が続いた上、今回のネットフリックス契約がとどめを刺した形だ。2人に対する英国民、特に王室支持派の怒りは激しくなる一方のようだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/28a47019801abb4e930fa852839074ce21ca3016
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