バルセロナは18日、エリック・アビダルSD(スポーツディレクター)との契約を解除することが合意に達したとして発表を行った。

 バルセロナはチャンピオンズリーグ準々決勝でバイエルン・ミュンヘンに「2-8」の衝撃的大敗を喫し、無冠でシーズンを終了。17日にはキケ・セティエン監督の退任を発表していた。

 セティエン監督の任命に携わったアビダルSDも退任が予想されていたが、クラブは監督解任と合わせて「現在の強化担当と新監督のコンセンサス」によってトップチームの大規模再編を行うとも表明。アビダルSDを含む強化スタッフの留任が示唆されていたが、新監督就任を待たずに同SDは退任となった。

 現役時代にバルセロナで活躍した元フランス代表のアビダル氏は2018年からSDを務め、契約は1年間残されていた。現オランダ代表監督のロナルド・クーマン氏の就任が有力視される新監督に加え、バルサは強化担当にも新たな顔ぶれを迎えることになりそうだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2636ecba5dd21ada80a5d4b45fb0766146d06e55