2020年6月19日にジャニーズ事務所から退所、独立したタレントの手越祐也(32)。そんな彼は、大のサッカー好きとしても知られている。

 4歳からサッカーを始めた手越は、地元のクラブチームで実力を伸ばし、一時は真剣にプロを目指していたほど。ジャニーズ事務所入りし、その夢を追うことはなくなったが、芸能界でも彼のサッカーへの真摯な想いは知られるところとなり、2014年、18年のワールドカップ、そして、FIFAクラブワールドカップでは12年、15年、17年、18年、19年と日本テレビ系のメインキャスターを務めていた。

 本場ヨーロッパで数々の試合を観戦、取材し、FCバルセロナのリオネル・メッシにインタビューを行ったこともある。鹿島アントラーズの内田篤人など多くのJリーガーと交友があるという手越は、7月31日付けの「NumberWeb」の記事によれば、独立後、元日本代表、現在、ブラジルのブラジル1部リーグ・ボタフォゴでプレーする本田圭佑とWEB会議を行ったという。

 手越は、独立後初のフォトエッセイでサッカーについて「サッカーは人生を変えてくれたもの」と語り、ワールドカップ取材のエピソード、そしてクリスティアーノ・ロナウドへの憧れも綴られているというが、そんな彼が本サイトに対して、熱いサッカー愛を語ってくれた――。
■好きな監督はペップ。その理由は…「僕は本当にサッカーが大好きなんですよね。少しでもプライベートな時間があれば、ゲームをするか、本を読むか、サッカー(フットサル)をするかなんです。僕は常に、サッカーのことを考えていますよ。実は、明日もフットサルするんですよね(笑)。」

 撮影日の翌日、元日本代表選手とフットサルを行ったという手越。

「フットサルはもちろん楽しむということもありますが、アイドルとしての体力作りということでも役立っていましたよ。フットサルを全力で数試合やるのは、ライブを1日2公演やるよりキツいですからね」

 テレビの特番でメインキャスターを務めてきただけあって、プレイするだけでなく、見るほうも大好きだと語る。

「今でも僕は、サッカーの試合を1週間に10試合くらい見るんです。バルサ(FCバルセロナ)やレアル(レアル・マドリード)は欠かさず見るようにしていますし、あとはプレミアリーグですね。リバプールやマンチェスターシティの試合を見ます。監督は、攻撃サッカーのペップ・グアルディオラが好きですね。

 逆に、守備的なサッカー、守備戦術に重きを置くセリエAはちょっと……。ユーべ(ユベントスFC)は少し見ますが、僕はやっぱり“スーパーポジティブ人間”なんで(笑)、スペインリーグとか攻撃的な方が合いますよね」

 独立後、さまざまな仕事に取り組んでいて、数か月後までスケジュールが埋まっているという多忙な手越。それでも、「サッカーの試合は90分必ず見る」と話す。

「ダイジェストじゃなくて、基本90分見ます。やっぱりそうじゃないと、そのチームがどんなサッカーをやっているのか、本当のところが分からないので。見る時間があるか? それが大丈夫なんです。移動中ずっと見ているんですよ。今はタブレットとかスマホで見られますからね」

 日本中、そしてコロナが終息すれば世界中を飛び回るであろう手越。長い移動の友はタブレットやスマホに映る、大好きなサッカーなのだろう。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c5dadd66b1a2070b1127b4a9363ae63c355c029b