任天堂のことし4月から6月までの3か月間の決算は、家庭用ゲーム機ニンテンドースイッチの売れ行きが好調なうえにそのゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」が記録的なヒットとなったことなどから最終利益は前の年の同じ時期の6.4倍と大幅に増加しました。

任天堂が6日に発表したことし4月からの3か月間の決算によりますと、売り上げは3581億円余りと、前の年の同じ時期と比べておよそ2倍となりました。

そして最終的な利益は1064億円余りとなり、前の年の同じ時期の6.4倍と大幅に増加しました。

これは新型コロナウイルスの感染拡大によるいわゆる巣ごもり需要もあってゲーム機ニンテンドースイッチの売れ行きが好調だったことやそのソフト、「あつまれ どうぶつの森」が6月までの3か月で1063万本と記録的なヒットとなったことが大きな要因となっています。

このゲーム機をめぐっては、工場がある中国で新型コロナウイルスの感染が拡大した影響で一時、本体や周辺機器の生産に遅れが生じていましたが、現在はおおむね回復しているということです

2020年8月7日 10時52分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200807/k10012555781000.html?utm_int=news_contents_news-main_007
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