洋画の日本語吹替えが何気に難しいのは
アルファベット圏内では大きくは違わない語順と、同じ意味の言葉の音数が
日本語吹き替えでは高い頻度で異なることなんだよな

語順が違うものを日本語のセリフとしてちゃんと成立させようとすると
往々にして役者の身振り手振りと喋ってる内容がズレる

また音数が違うものを、役者の口の動いている間に収めるためには
スピード調整が必要になって、そこに違和感が出たりする

あと小さな声で喋って聞き取りづらいような場合に
口の動きで補完はできないから、落ち込んでるような場面でも
オリジナルより大きめのボリュームで滑舌よく喋ってたり

そこいらを気にしだすと、けっこう気になるかな

アクション系アトラクション系の映画で
演技はストーリー追えればいいという場合はそれでも全然OKだし
3Dや4DXだと字幕は邪魔だけど