●保存
たかり似非不倫ババア論破

これが本物の文化だ!
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Kバレエカンパニー芸術監督 熊川哲也

・生命を守るという危機管理が何よりも大事。
舞踏界だろうが財界だろうが、国の指針に沿って足並みを揃えるべきだと思う。
・(公演中止に)残念だけど感傷に浸る暇は無かった。
また仕切り直してやればいい。ケガで2年棒に振ったことがあるし
ダンサーにとって半年位の我慢はどうってことはないと思う。
・経営者目線で考えたら取りやめたら費用は戻ってこない。
でも公演をやる方がリスクは高い。劇場に行く人は減るし券売も伸びないと踏んだ。
●4月2日に活動停止宣言。スタジオ閉鎖、所属ダンサーも自宅待機に。
休業中はソリスト以上の階級には給与の8割支給、歩合制のダンサーには一定額支給。
・ダンサーを守ってやりたかった。幸い無借金経営だから補償できる。
ただし今後はわからない。社会全体で雇用体制が見直されるだろう。
理想を求めて20年やってきて、少しずつ業界の環境は変わってきたけど
一気に逆戻りする可能性もある。
・(800人が通うバレエスクールも休校)
運営への影響は大きいが、グループの方針に一貫性を持たせないと。
月謝は返金した。親御さんんも大変だから。
・今は文化が後回しにされても仕方ない。災害やテロは発生翌日から復興に向かい
その過程で文化がみんなに癒やしを与えてきた。
でもコロナはいつ終息するか分からない。僕は文化は必要なものだと思ってるけど
今回はまだその時期が来ていないと思う。
・最高の演奏、ダンサー達の究極の形式美、総合芸術という言葉はバレエにこそふさわしい。
大変な時代を乗り越えてバレエは伝わってきた。
姿を消しても必ず戻ってきた。だから我々は生き延びなくてはならない。
・感染症の恐怖に耐えた後は、迫力ある作品を見て、みんなに元気になってほしい。
・(特別公演カルミナ・ブラーナを計画)
蔓延った悪を退け、真っさらにして新しいものを作り上げる女神フォルトゥナ
の物語。まさにこの状況に合っている。
・新しい時代が来れば、価値観はリセットされる。
そこで大切なのは文化の質。作品の力が問われると思う。