森雅子法相は21日、賭けマージャンをしていた東京高検の黒川弘務検事長(63)が安倍晋三首相に辞表を提出したと記者団に明らかにした。この後、調査結果と処分を発表する。法務・検察当局は既に後任人事の検討に入っている。組織トップとして監督責任が問われる稲田伸夫検事総長(63)の処遇も焦点となる。

 安倍政権は1月末、検察庁法の従来の法解釈を急きょ変更し、黒川氏の定年を半年間延長。野党が違法性を指摘したが、手続きは適正で、検察組織に引き続き必要な人材だと反論していた。その黒川氏が不祥事で辞職することになり、政権の信頼性は大きく揺らぐことになった。

5/21(木) 17:41
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