琴奨菊は「相撲が大好きな息子と稽古」相撲漫画家・琴剣さんが関取の「ステイホーム」をイラストで紹介
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200520-05190261-sph-spo

日本相撲協会は新型コロナウイルスの感染状況を注視しながら、無観客での7月場所(同19日初日、東京
・両国国技館)開催を目指している。力士も体調管理と稽古内容に細心の注意を払いつつ、2か月後の本場
所再開に向けた準備を黙々と続ける。スポーツ報知でおなじみの相撲漫画家・琴剣淳弥氏が電話取材をも
とに、関取衆の「ステイホーム」をイラストで紹介する。

 3月22日の春場所千秋楽から2か月が経過しようとしている。コロナ禍で夏場所が中止となり、東京での
再開が見込まれる7月場所までも2か月ある。感染拡大防止のため力士らは原則、外出禁止。相撲部屋
の外に自宅を構えることが多い家族持ちの関取も、稽古場との往復の毎日だ。ステイホームで、どうオンとオフを切り替えているのだろうか。

 幕内・琴奨菊(佐渡ケ嶽)「相撲が大好きな息子と稽古もします。コロナ禍でネガティブなことを考えがちで
すが子供と触れ合うことで忘れられる」

 関取衆に共通したのは、感染症に立ち向かう医療従事者への感謝の言葉。本場所土俵に立つために、力
士らも一日も早くコロナ禍が収束することを願っている。(構成・小沼 春彦)

 ◆琴剣 淳弥(ことつるぎ・じゅんや)1960年7月6日、福岡県田川郡出身。59歳。佐渡ケ嶽部屋の元大相
撲力士。15歳で先代の佐渡ケ嶽親方(元横綱・琴桜)にスカウトされ、1976年春場所で初土俵。86年の現
役引退後、日本相撲協会公認の漫画家として活躍。スポーツ報知では本場所中の15日間、相撲イラストを描
いている。