日本高野連と朝日新聞社は20日、8月10日に開幕予定だった第102回全国高校野球選手権大会の第2回運営委員会と理事会、都道府県連盟専務理事・理事長会議を正午からWEB会議で順次開き、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止を正式に決定する見込み。午後6時から会見を行う。

 日本高野連の小倉好正事務局長(62)は19日、書面で「主催するものとして、あらゆる状況を想定し、準備をしてきました。運営委員会では、慎重審議に努めたいと思います」とコメント。8月26日に開幕予定の第65回全国高校軟式野球選手権大会と同地方大会・同都道府県大会についても、20日に審議する。

 夏の甲子園大会の中止は戦後初。米騒動の1918年、戦局が深刻化した41年に次いで79年ぶり3度目となる。戦争での中断(夏は42〜45年)を除けば、春夏連続の中止は初となる。各都道府県高野連は代替大会を模索しており、49大会中、半分以上が開催の方向で準備している。

2020年5月18日 17時21分スポーツ報知
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