米失業率、本当は★25%? FRB幹部、公表値14%は「過小評価」
2020.5.15 12:53

https://www.sankeibiz.jp/macro/news/200515/mca2005151253026-n1.htm

米ミネアポリス連邦準備銀行のカシュカリ総裁は14日、
「米失業率は実際は★24〜25%程度だろう」と述べ、
新型コロナウイルスの景気への悪影響が統計上、過小評価されているとの見方を示した。
同日発表された新たな週間失業保険申請件数は約300万件に達しており、カシュカリ氏は、
失業者の所得を補う追加支援策が必要だと指摘した。


先週発表された4月の失業率は14・7%だったが、カシュカリ氏は、この数値が実態を
「過小評価」しているとした。失業率の統計は求職意欲がない人を除外する。
今回、外出禁止で求職活動ができない失業者も除外され、失業者と扱われないなどの
統計上の“漏れ”が生じ、実態より10%近く低い数値が出たという。